マズローの要求段階説

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    マズロー博士が、要求を5段階の階層で理論化した自己実現理論。
     
    1. 生理的欲求(physiological need)
    2. 安全の欲求(safety need)(
    3. 所属と愛の欲求(social need/love and belonging)
    4. 承認の欲求(esteem)
    5. 自己実現の欲求(self actualization

     

    極端な環境変化や生命の危機を感じる状況に立たされた犬は、生命維持のための食事・睡眠・排泄等の本能的・根源的な「生理的欲求」が一番の動機となる。
    この要求が満たされると次の「安全の要求」を得ようとする。
    一緒に居る人や犬は安全か?そしてどの程度まで安全か?と順を追って確認できたら、次にどの程度自己主張が通るか?の確認になる。
    初めての場所では大人しく生活していても、数ヵ月後に行動が強くなるのはこの安全確認段階が終了して、自己主張の時期に入った言える。

    現在 保護中の犬が、今日始めてエサが欲しくて足を私の体にかけてきた。
    飼い主の居ない状態で1年半を過ごしたのち、保護されてから2ヶ月が経過。
    やっと意思を伝えてくるまでになった。

    この階層を知っていれば、
    ペットショップで触ったときは 静かな犬だったのに、家に来てから1週間後には暴れ、甘噛みをし、吠えて要求を伝える犬になった。
    とか、
    里親として保護犬を受け取ったが、数ヵ月後に問題行動が目に付くようになってきた、
    という態度の変化が なぜ起きるかが納得できる。

    また、新奇の場所でおびえている犬に、犬本人が最低限の安全の確認ができるまで時間をかけてあげることが必要。 


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