興奮とストレス

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     愛犬が興奮して元気に走っている姿は、微笑ましい場合もありますが、

    興奮にはストレスが伴います。

    そのストレスが何からくるものか、放置して良いのか、ストレスの度合いを見計らって対応する必要があります。

    その場所は始めてなのか?
    その場所にほかの緊張した犬がいるのか?もしくはいたのか(残臭あり)?
    相手とはどの程度の知り合いなのか?
    去勢していないのか?
    相手のシグナルを尊重しながら遊んでいるのか?

    興奮はストレス度合いによって ケンカに発展します。
    興奮=ハッピーではない。



    犬のシグナル「入門」セミナー終了

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       「入門」では、犬のコミュニケーションの方法と、シグナルにはどんな種類があって、それぞれ何のために使っているのかなどを中心にお伝えしていおります。

      まずは、各部位一つずつの変化を見て、瞬時に変わるサインと愛犬の特徴(定位とその変化)に気がつけるように見る練習を繰り返していただきたいと思います。

      「変化に気がつくこと」見慣れてくると、結構分かりるようになります。

      人は、犬が吠えたり空噛みなどして始めて気がつき声をかけるなどしがちです。

      小さなシグナルの段階で、犬の不安やストレスに気付き、適切に対処することができれば、犬たちは唸る、吠える、空噛み、噛むなどの大きな行動をする必要がなくなります。

      犬たちの発する合図を知り、初期段階で対応する習慣を身につけていきましょう。

      「初級」では、その変化に気がついたとき、どのタイミングでどうやって介入するか、もしくは見守るかなどをお伝えします。
      特に日常生活で起こり得る、散歩、ドッグラン、グルーミングなどの最中に見せる犬のシグナルとその対応について動画を見ながらお勉強します。


      11月17日の初級は満席になりました。
      来年春にまた開催したいと思います。
      よろしくお願いします。

      3日、勉強会終了

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        今回のメインの話は、
        「愛着」「執着」「依存」「分離不安」の違いと、
        そうなる経緯と結果を、これまでの研究報告と理論に基づき考える
        でした。

        飼い主と離れたとき、もしくは再会のときに見せる犬の反応は様々ですが、
        多い相談は、犬から離れるときに吠え続ける 分離不安的な症状に困っているというものです。

        離れる時の過剰反応だけを見るのではなく、生活全般から何が起きていて、何を修復することがその反応に良い影響を与えるかを見ていく必要があります。

        後半は、「リクを抱っこするプロジェクト」。
        自分の姿勢や手の位置、ステップの手順など詳細に気を配り、
        いかにして犬に気がつかせることができるか!

        抱っこ出来る日も近いです! ・・・・たぶん。

         

        「1歳までの犬育て」セミナー

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          9月19日水曜日、
          私の初セミナー「1歳までの犬育て」無事終了しました。Secil wan Life 
          受講者は3名という少人数でしたが、
          それだけに
          3名の方々のそれぞれの現在のお悩みなどを聞きながら進めていけたので、
          始まったら全く緊張せずにスムーズに話ができましたチョキ


          犬育ては子育て同様じっくりと愛情と手間をかけて、
          成熟した自信のある大人に育て上げる事です。

          人間の子どもは脳の発達に合わせて、
          0〜3歳までは、たっぷりと愛情をかけ、
          様々な事を経験させ、楽しい思いをいっぱいさせる時期。
          3〜7歳までは悪い習慣をやめさせ、
          本格的に勉強やスポーツを始める準備をする時期
          7〜10歳で本格的に勉強やスポーツを始める時期
          と年齢によってやるべきことが違います。


          ワンコも同じ。


          脳の80%ができあがっていく社会化期には、
          これから人間社会で出会うであろう、
          様々な刺激を経験させ、
          それらをすべて楽しい体験にすることで、
          人間社会が安心できるということを教え、
          自信をつけさせることが第一ビックリマーク


          自信をつけチャレンジを始める青年期には、
          悪い習慣が身につかないようにしたり、
          日常の様々なルールやマナーをしっかりと教え、
          クリッカーなどで自ら学習するチャンスを与えながら、
          集中力を身につけさせたり、良い行動が定着するようにしていく時期です。


          そして子どもが幼稚園から小・中・高・大学と継続した教育を受け、
          未熟で不安定な時期を過ごしながら、
          20歳になってようやくある程度大人になっていくように、
          ワンコもパピートレーニングからずっとトレーニングを継続し、
          未熟で不安定な時期を過ごしながら、
          1〜2歳になってようやく名実ともに成熟期を迎えるのです。


          犬育て中の飼い主様にはこの事をしっかりと認識していただき、
          未熟な子犬を受け入れ、愛情と手間をかけて、
          じっくりと犬育てに取り組んでいただきたいと思います。


          クラブ活動

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            今日は、D-BACメンバーのみで「1歳までの子育て」について
            今月講習会を開く洲崎の作った資料で確認しあった。



            雑談+おつまみ+足元に子犬+まじめな意見交換。

            子犬を迎えた家族は 犬の超成長過程に必要な事を知って、貴重な1年間を充実したものにしてほしい。

            動物認知心理学セミナー終了

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               京都大学の森崎先生による認知心理学セミナーに出席してきました。

              心理学や生物学やさまざまな学問があって その研究対象や記述の方法が違うとってもややこしい世界です。

              イヌの行動を研究する分野では、
              動物行動学・比較認知科学・動物心理学で客観的に観察できる行動が対象で、数量化できる事実に基づいた説明・考察を行います。

              それぞれの分野がどのように始まったのか、またなぜ犬の研究がなされてこなかったのか、など歴史背景を聞くこともでき、少しその複雑な訳が理解できたような気がします。

              また犬の認知心理学では、「イヌという動物が外界をどのように観ているのか。」という研究がされてきています。
              犬を理解するには、犬の主観と環世界を理解することが重要になります。
              最近は、動物から観た世界に触れている著書が増えてきていますね。

              擬人化・先入観・個人的な経験による見かたなど、いろいろな物に邪魔されてしまいがちですが、イヌにとっての意味や価値などを解釈できるように勉めて行きたいと思います。

              不妊手術について(JAPDTカンファレンス報告)

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                先週の金・土の2日間、

                JAPDT(日本ペットドッグトレーナーズ協会)のカンファレンスに参加してきました。

                たくさんのセミナーの中からチョイスして受講するスタイル。

                一番最初に受講したのは、水越美奈先生の

                「ドッグトレーナーが知っておくべき

                犬の”不妊手術(避妊/去勢手術)”に関する知識」


                避妊・去勢については、

                今までも生徒さんやお客様には必ずその必要性を説明してきましたが、

                今一度再確認するためにも、

                そして獣医師の先生からどんなお話が聴けるかの興味もあり、

                受講してみました。


                まずなぜ不妊手術をするか?という理由について

                1.不用意に不幸な犬を増やさない

                2.生殖器系や性ホルモンに関する病気予防

                  (乳腺腫瘍、子宮蓄膿症、前立腺肥大、会陰ヘルニアなど)

                3.発情時に交尾ができないストレスからの解放

                4.妊娠出産のストレスからの解放

                5.性行動に由来する問題行動の予防

                があります。


                1の理由は言わずもがなです。

                毎年何万頭もの犬達が殺処分されている現状。

                そんな子達を必死で救おうとしてる人たちがたくさんいますが、

                救っても救っても次から次へと不用意な犬達が生まれてくればきりがありません。

                まずは蛇口を閉める事が大切です。


                2の理由に対して、

                健康な体にメスを入れたり麻酔をすることに不安を感じて

                躊躇される方も多いと思います。


                神経質な犬は痛みに弱いので疼痛管理をしっかりしなくてはいけない。

                ミニチュアダックスなどは術後の縫合糸による異物反応が起きる場合がある。

                チワワなど暖かい国原産国の犬は、低体温や低血糖症を起こしやすいなど、

                手術に関わる様々な危険性もゼロではありません。

                 

                そして麻酔のリスクも。

                特に短頭種(フレンチブルやパグなど)の犬は、

                麻酔が呼吸抑制をかける傾向があって危険性が高かったり、

                サイトハウンド系の胸が深いタイプの犬は、

                バルビツール系の麻酔に特別に敏感なため、

                経験豊富な獣医さんにお願いしてもらう必要があるなど、

                獣医さんらしくちょっと専門的なお話もありました。

                しかしパーセンテージにすると0.5%以下で、

                その数字も病気の犬を含んだ数字なので、健康な犬だけをとれば、

                もっと低い数字になるだろうということでした。

                でも予防できる病気のほとんどが高齢になってからかかります。

                高齢になってからの麻酔のリスクの方が当然高いし、

                病気の治療となれば術後の管理も大変です。

                若くて健康であれば、術後の回復も早く、

                抜糸してエリザベスがとれればすぐに普通の生活にもどれます。


                3、4の理由に対して

                自然のままがいいからとしない方も多いですが、

                自然のままというのは、発情したら交配して妊娠して出産することです。

                でもほとんどの家庭犬はそれをさせてません。

                つまり、しつけや我慢で乗り切らせているのです。

                それって犬にとってはかなり大きなストレス爆弾

                なんたって繁殖本能は捕食本能より強いんですから。


                また、妊娠・出産というのも感染症のリスクや

                遺伝の問題もあります。

                そして出産は命がけであり、

                それを繰り返せば繰り返すほど身体的負担が大きい。

                そして産まれた子犬達それぞれにきちんとした飼い主さんを見つけてあげるのも

                大変な作業。ほしい人誰にでも渡せばいいものではありません。


                そして5については

                室内でのマーキングやマウンティングの改善

                オス同士の攻撃性の緩和、徘徊の改善などがあり、

                具体的な例として

                ・オス・メス(未避妊・未去勢)で同居していた柴犬。

                 発情時に引き離して飼っていたが、

                 オスが自分の尾をかじりきるというストレス行動を見せたため、

                 去勢をした結果その行動がなくなった。

                ・爪から出血したり、傷ついても脱走して近所のメス犬を追いかけていた甲斐犬が、

                 去勢でその行動がなくなった。

                ・発情期に食欲がなくなり、飼い主に対する攻撃性が強くなっていたパピヨンが、

                 避妊をすることで改善されていった。

                など・・・

                ただし、問題行動についてはきちんとした聞きとりをして関連を調べなければいけないので、

                すべてが未避妊・未去勢によるものとは限りませんし、

                すでに飼い主に対する攻撃性のあるメスは、

                避妊後攻撃性が増加することがありますので、

                その場合は、まずは飼い主との関係を改善することが先決となります。


                不妊手術にはもちろんリスクもありますが、

                メリットはそれ以上にたくさんあります。

                最後は飼い主さんが決める事ですが、

                人と犬がお互いに心地よく暮らせるために、

                そして愛犬の心と身体の健康のためにも、

                やはり必要不可欠なことだと思います。



                セミナーのお知らせ(認知学)

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                   8月31日(金) 11〜16時
                  京都大学助教の森崎礼子氏による「認知心理学セミナー」が三重県総合文化センター小会議室で開催されます。

                  犬の認知学研究の現状や研究結果などいろいろとお話がきけそうです。

                  行動分析学的には ○○だけど、 認知学的には・・?
                  直接研究に携わっている先生のお話が、楽しみです

                  料金は2000円位(参加人数によって変更あり)です

                  お申込み 問い合わせはD−BACまでメールください。


                  強化スケジュール

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                     強化スケジュールはいくつかある。強化子もいくつかある。

                    しっかり理解して、丁寧に使っていきたい。

                    行動の後に毎回フードがでてくるのも 弊害がある
                    それが要らないときは、 その行動は起こさない。

                    ランダムもそのうちバレル
                    セッション終了の時に フードをいっぱいばら撒くのも 飽きる。
                    外的報酬は内的報酬にはかなわない。

                    モチベーションを高いまま保つために、「サプライズ」「アハ!体験」を使おう。

                    犬の背中の毛が逆立つ理由

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                       なぜ毛が逆立つのか 知っていることでも記述せよといわれると難しいですね。

                      「びっくりする(good or bad) とか ”fight or flight”などの状況でアドレナリンがリリースされ、血流の迅速な変化が毛穴に影響を与え毛が立つ」
                      わけで、心と身体が相互に関係し一体化して現れています。

                      現在私が奮闘中の イギリスの通信講座 Compass の「Canine Communication」にでてくる質問の一つを紹介します。
                      Q.「心身相関」の定義を述べ、解説せよ。

                      答え方は、自分が調べた答えを記載して、その引用先を明確に記載しなくてはいけません。
                      もし答えを知っていても、その自分の答えをバックアップする記事を見つけ出して記載することが求められています。
                      Compassから受け取っているテキストに、答えは載っていません。
                      チョー面倒です。
                      たくさんの記事や文献を読んでいるうちに 奥深く知ることがたくさんあります。

                      テキストを勉強して その中に書いてあることを答えれば「認定証」がもらえる安易なシステムとは大違いです。

                      犬の行動について「知っている」を「理解している」にするために その知っていることを追及する重要さを感じています。

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